おっぱぶ☆


一粒だけ溢した涙に、

朔夜は敏感に気がついた。



「っ・・!シュウ・・・」

あたしの顔を見上げてくる。



あたしは慌てて顔を背けた。

胸が張り裂けそうに痛い。


恥ずかしい。


いますぐ走り出して
トイレに閉じこもって大泣きしたい




そんな気持ちが通じてか

朔夜はそっと
あたしの手首を離し浴衣を着せた。


「ごめん、シュウ」

ふわっと抱きしめられる。


香水の香りが
また鼻をくすぐる。



朔夜の心臓が直に響いて
ドキドキする。







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