おっぱぶ☆


この席からは朔夜の席は見えなかった。


わざと?わからない。


朔夜を待っている間、ヘルプがつく。
知らない子だ。


「ねえ龍二、総太は?」

店内には、みあたらない


「総太は今客引きに行ってるよ。
そのうち戻ってくるんじゃね?」

龍二はあたしたちに焼酎を注ぎながら
そう言った。



しばらくすると
ヘルプが抜け、朔夜が来た。



「シュウ、久しぶり!
ごめんなメール返せなくて。
ずっと客についてたからさ。」

すでに、少し酔っ払っている朔夜。
心なしか、テンションが高い。


「いいよ、別に・・・。
どんなとこか見たくて来たのもあるし」

冷静を装っているけど、
朔夜が隣に来たとたん。

また、あの香水の匂いに
やられそうになる。



やっぱり、朔夜はかっこいい・・・っ



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