おっぱぶ☆
「モテキー!」
「もっちゃんー!」
あっという間に店になじんだモテキは
譲二の言うことを素直に聞き
仕事も出来て嬢からの信頼も厚くなっていた。
「モテキ、癒されるよねー」
「なんか素直で、
ボーイのクセに擦れてないしね。」
「ホント、夜働くタイプじゃなさそうなのにね」
待機室での会話でも
モテキの話題は
ちょくちょく飛び交っていた。
「譲二って、
バリバリ夜イメージで
それはそれでかっこいーけど
モテキはそんな中にある
オアシスって感じ?」
「それ、超わかるっ!!」
恋愛対象に出来ないのは分かってても
あたしたちはこんな話で超盛り上がった。