おっぱぶ☆

「おめーらなぁ、送りの車はタクシーじゃねぇんだよ;」

譲二が運転しながら、うんざりした声で言う。


もう夜中の4時近い。


「いーじゃん、今日そんなに人数居なかったんだから。譲二愛してるっ♪」
助手席のアオイが化粧を直しながら譲二に言う。


夜中に終わる夜の仕事には、送りの車は不可欠。


仕事終わりに、家の前や希望するところに300円で連れてってくれる。

値段はその店によってだけど、
うちの店は一律300円。安いっ



「ったく、ホスト行くのに”送り”使うなよ・・」譲二は不満そうだ。
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