記憶
「も~やだぁ…
なんであたし一人だけ…」
「いや、大丈夫!!」
「は?」
芹奈のその“大丈夫”に反応したとき、少し離れたところで黒いオーラに包まれている隼人を見つけた。
…ん?
「隼人君も一緒みたいだよ、結衣子ちゃん」
「げッ…」
もーやだっ――は?!
どうしてこんなに関わりたくない時に関わりたくない人と関わらなきゃなんないの?!
楽しいクリスマスを奪ったのにそれでもまだ追い討ち掛けてきて…神様って、本気で居るの…?
なんか、恨まれるようなことしたっけぇ?