ド天然!?魔女っ子の秘密
「いいんじゃないか?楽しそうだな」

「ありがとう!」

「じゃあ誰がどの係りをするか決めなきゃね」

美玲が提案する。


「そうだな」

「まず、料理担当は…」

ワイワイと騒ぎながら会議が始まった。



そうだ。


今、思い出した。


この誕生日パーティの当日、あたしは…


ううん、考えない。

というか、何とかなるでしょ?


なんとかなるって自信があるんだ。



だってあたしは"ガーネット"の魔法使いなんだもん。


それに、こんなのだけど、世界最強の魔法使いとも言われてるんだからね?


それに、あの未来を変えてみせるって決めたんだもん。


大丈夫、何とかなる。


あたしは自分に言い聞かせた。
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