クリスマスケーキ
「…置いていくぞ」



湊は床に置いていた私の荷物を奪い…歩き出した。




「待ってよ!?」



湊は今でも…私のコトを?

淡い期待が私の心を弾ませる。


ニューヨークから戻った湊に言い寄る女性社員はいたけど。


みんな…悉く玉砕していた。




二人でエレベーターに乗り込む。



「エレベーターは大丈夫なんだな…」



「…湊…私…」



「…お前…どうして結婚しない?」



「…湊の方こそ」



「…俺は相手が居ないからだ…」


「私だってそうよ…」




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