クリスマスケーキ
湊はフォーマルスーツの上着を脱ぎ捨て、ネクタイを外し、白いシャツ姿に。
硝子越しに大阪の夜の街を眺めていた。


「湊…」



私は白いバスローブ姿で湊の元に戻った。



湊は煙草を吹かしながら振り返る。



「随分と遅かったなぁ」



「ゴメン…」



テーブルのガラスの灰皿に煙草を押し付けてもみ消した。




「俺もシャワー浴びて来る…」


私の脇を通り過ぎていく湊にときめく。



「そんな顔すんな…後でたっぷりと満足させてやるから待ってろ」



「私は別に…!?」


「何…あれから…俺以外のヤツとヤッてないんだろ?」



「…うるさいわね…」

私は高笑いをする湊を睨み付ける。



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