ハッピーハッピークリスマス
「あのさ、当たり前だろ!?
俺達、思い合って付き合ってるんだし、おんなじ気持ちじゃあないと困るんだけどな、茉依」
「………」
ギュッと抱き締めていた腕の力は緩み、私の顔を除き見する大和。
その瞳はどことなく危うくて、けど一目見たら吸い込まれ目が離せない。
そして、その瞳に吸い込まれた私はただ彼を見詰める事しかできなくて、そんな私に彼はゆっくり近付いてくる。
チュッ。
額に落としたキス。
私はそれすら目を見開いて受け止めた。
「目ぐらい閉じろ。
って、帰ろうか。ここでこれ以上はしたくないし」
「………」
そう、私達はまだ家に辿り着いていない。
人気の少ない道端で、未だに抱き合ってる。
恥ずかしいのは山々だけど、彼を近くに感じると安心するし、せっかく会えたのだから、もっともっと彼の近くに居たい。
「さーて、帰ろ。続きもしたいし……」
「………」