air-s Word
「おおっ!会話成立!!!」
雫と有島君が突如「よしっ」と言いながら立ち上がった。
「康野から話さなきゃだめじゃんー」
雫が言うと、有島君が続けて「怯させてたよ…マジで」と呟いた。
「え…そうなのか?そんな気は全くなかったんだが」
「うん。ただでさえ怖いのに、無表情・無反応・眼光鋭いときたらもうダメじゃん…」
「康野は天然なのか何なのかよく分からないな…」
「気をつけてはいる……怖がらせようよしているつもりは全くない。
……人と話すのは……苦手なんだ」
小さな声で放たれた言葉は、予想外のものだった。