ゆびきり
「詠士はなんで私を倫子や真斗に紹介してくれたのかなぁ?」



一人でポエムについた私は、倫子が作ってくれたカクテルをのみながら詠士のことを聞いた。


「さぁ、でも珍しいよ?あいつの女クセの悪さは知ってるけど、女にはここの場所一切教えないからさ」



真斗が言った言葉で少し安心した。


やっぱり、どこか他の女より特別でいるという優越感がでてきたからだ。


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