運命は始まったばかり
そう笑いながら話すこの男は

何か、どこか

自分とダブる部分があるわけで・・・

時折見せる顔は
傷ついてる顔だ・・・。


「全部、否定された気分になっちゃうよね・・・」


そんな言葉が出てしまっていた。


「まぁ・・・ね、」


「よ、よしっ!
そのケーキ食べよう。
2人でぜーんぶ食べちゃおう!」



「は?マジ?」



「おう!マジのマジ。
もう、2人で食べて
2人で太ってしまおうじゃないか!」



何だか、他人事に思えなかった。


自分の時、

誰か、傍にいてほしいって・・・

聞いてほしいって思ってたから・・・


今が一番、傷ついて
しんどいって分かってるから・・・


私で紛れるなら

それでいいと思えた。
< 13 / 27 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop