運命は始まったばかり
寄り添い合い

同情から

そして、自分の家に
素性も知らない男を招き入れ

2人で
大きなホールケーキを切る事もなく
そのまま、
フォークを突き刺し


「クリームついてる。
女の子なんだから
上品に食べればいいのに」



「いーの!ってか、クリームなら
あんたも同じじゃん」



2人で、顔中クリームだらけになりながら
大笑いして食べている
こんな夜は、
不思議と・・・


すごく居心地が良くて幸せだった。


久しぶりに楽しくて

たくさん笑って・・・


何も考えず・・・・


「キスしてもいい?」


思った言葉が口に出ていた。


「は?つーか、普通
女が、そんな事言うもん?」

「たまにはいいじゃん?」

「ははは、そっか。
いいけど、俺、一応男だからね?」

「うん?知ってるよ」

「歯止めきかなくなっても
知らないよ?」

「そういう事ね・・
いいよ、別に」




ただ、本能のままに

行動した夜だった。





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