Witch and Vampire ―恋物語―
「主は、力が欲しいとお思いですか?」
テラが若干悲しそうにそう言ったのは気のせいだろうか。
「ん。別にいらない。今ので足りてるからな。」
するとテラは小さく微笑むと、
「そうですね。主は充分お強いですし。」
俺も上ランクだからな、というとテラはまた微笑んで、
「もう遅いから寝ましょう。早く主もよくなりたいと思いますし。」
そうテラは言うと電気を静かに消した。