Witch and Vampire ―恋物語―

俺の仕事についてきても何の意味もない。

むしろいたら邪魔になる可能性がある。

だからといって、召使いに使うのも・・・。

「あ、学校は?」

「ガッコウ?」

「勉強するとこだ。行ったことないか?」

「そういうところなら一応。」

「じゃ、俺の知り合いのとこに入れてもらうから、来週から行って来い。物はテラに準備させるから。」

「は、はい。」

「登下校とかは後で、考えればいいか。」

そこから、ソラが行っていたのは小学校で、中学校から行っていないという話などを聞いたが、学力には問題がなさそうなので、そのままの方向にもっていくことにした。

「あ、それじゃあ、そろそろ・・・。」

部屋から退室しようとするソラをみて、一つ思い出した。

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