どうしてこうなるの?私達の日常生活

走行しているうちに車は実家に到着。城島が玄関を開けると、そこには玄関先で靴を履いて座っている守の姿が・・・


「お前な・・・こういうときの準備はいいんだよな(笑)」


呆れる城島ににこっと笑う守。その光景に、桜も思わずニコニコに・・・

「じゃ、行くぞ(笑)」
「うん(笑)」


玄関のドアを閉める城島。守は、桜の横に来ると「この前見た時と顔が“ちょっと”違う。」と普通に、そしてストレートに言葉をぶつけてきた。


「ぁ・・・あわ・・・ぁ・・・(慌)」


何が起こったのかわからない城島は「どした?」と声を掛けるのだが・・・


「わ・・・わた・・・な・・・なんでもないです(慌)」


と返して、車に急いで乗ってしまった。


「お前、なんか言った?」
「うん。前にあったときと顔がちょっと違うって。」

「お前・・・それ、言っちゃだめだろ~(呆)」


ガクッと肩を落としながら、城島は静かに運転席に乗り込むのだった・・・。

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