恋踏みラビリンス―シンデレラシンドローム―


タイトルの「恋踏み」という言葉は「恋文」と「影踏み」とかけています。
(恋文はつまりラブレターですね)

莉子が本当の「和泉くん」、本当の「好き」を求めて、影踏みの影を追っている様子です。
タイトルセンスが恐ろしくないと自負しておりますが、そんな私がつけたタイトルの中では結構お気に入りのものになりました。

そして、影踏みのごとく莉子に追われる事になった奏一。

奏一は、口が悪いけどでも優しく、不幸の渦中にいる莉子を放って置くこともできずにペースに乗せられ翻弄されていく男にしたかったんですが……。
終わってみたら途中から莉子に過保護なベタ惚れの男になってましたね。

冷たい男を書きたいのに、どうしても何度書いても私の作品に出てくる男は最後みんなしてデレ始めるので本当に困ります。
それだけ主人公を好きになってるって事ですが、どうもいつもまたやっちゃった感がぬぐえません汗

まぁでも、ふたりが幸せならそれでいいとも思うので、そういう事で強制的にまとめさせて頂きます。
莉子のダメなところが可愛くて仕方ないバカップルぶりですが、奏一がついていれば莉子はずっとのほほんとしたまま笑って歩いて行けるんだろうなと思います。

そして、そんな莉子に奏一も学ぶ事や安心する事があるんだと思います。

長くなりましたが、いつかデレない男を書きたいという目標を掲げて終わりたいと思います。

莉子と奏一の影踏み物語に最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました!
また別の作品でお会いできる事を祈って。




2014,2,11
pinori



※次作は「わがままLOVERS―恋するエゴイスト―」になります。
表紙は公開してありますので、興味のある方はぜひ。



< 221 / 221 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:127

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

契約夫婦なのに、スパダリ御曹司は至極の愛を注ぎ続ける
  • 書籍化作品
表紙を見る
高嶺の社長と恋の真似事―甘い一夜だけでは満たされない―
pinori/著

総文字数/116,025

恋愛(キケン・ダーク)213ページ

表紙を見る
赤ちゃんを授かったら、一途な御曹司に執着溺愛されました
  • 書籍化作品
[原題]許嫁御曹司が秘めた、執着的溺愛
pinori/著

総文字数/136,193

恋愛(純愛)248ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop