『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
TVを点けると、ハギモトの若手が出演している深夜番組がやっていた。
ゲストは……ヨネマミ。
以前の米山との戦いを思い出してしまい、ちょっと怖くなる。
これまで大阪では、運良く会う機会は無かったが東京に行くとなると、嫌でも顔を合わせる事態が発生するだろう。
そうなったら、何をしでかすか分からない。
『最近、気になってる子が居てー』
『誰? 前に噂になったイケメン? 』
『違いますよぉー、Super ㎡って大阪限定のコンビ』
『あーあれねー、美少年2人組』
いつか聞いた事がある、米山は確か万里也のファンで、デビュー当時から追っかけをしていたと。
ますます嫌な予感が自分を包み、どんどんマイナス方向へ向かって行きそうだ。
それに敬介も、彼らをもの凄く意識しているし、東京進出したら強敵になるのは間違いない。
まるで2人はロミオとジュリエットみたいだ、敵をサポートする事になるなんて。
「ああ敬介、どうしてあなたは芸人なの」
『それは、俺がイケメンだからさ』
なんてバカな問答を頭の中で繰り返すうちに、いつの間にか眠っていた。
ゲストは……ヨネマミ。
以前の米山との戦いを思い出してしまい、ちょっと怖くなる。
これまで大阪では、運良く会う機会は無かったが東京に行くとなると、嫌でも顔を合わせる事態が発生するだろう。
そうなったら、何をしでかすか分からない。
『最近、気になってる子が居てー』
『誰? 前に噂になったイケメン? 』
『違いますよぉー、Super ㎡って大阪限定のコンビ』
『あーあれねー、美少年2人組』
いつか聞いた事がある、米山は確か万里也のファンで、デビュー当時から追っかけをしていたと。
ますます嫌な予感が自分を包み、どんどんマイナス方向へ向かって行きそうだ。
それに敬介も、彼らをもの凄く意識しているし、東京進出したら強敵になるのは間違いない。
まるで2人はロミオとジュリエットみたいだ、敵をサポートする事になるなんて。
「ああ敬介、どうしてあなたは芸人なの」
『それは、俺がイケメンだからさ』
なんてバカな問答を頭の中で繰り返すうちに、いつの間にか眠っていた。