『イロモノなアタシⅡ 小鬼更正計画』
やっと乗れたワゴンの中、真島さんがプレゼントの数を自慢し始める。
「俺、10個! ナルは? 」
「20個、結構多いよね」
「何やそんなん、ワシらなんか50やで」
「55や」
子供みたいだ、でも、何となく仲良くしてくれているのが嬉しい。
「何をニヤニヤしてんの? シホっち」
「え、まあ」
「大沢ぁ、ペップスNEX! 」
摩理依の声に、クスっと笑った敬介は自分のバッグの中からペットボトルを取り出す。
「どうぞ、万里也君」
「何で、お前持っとんねん」
「CMの撮影があったから、これの」
どうやら、敬介の方が一枚上手らしい。
「そんなん、すぐにワシらも出たるわ」
「いいよなー、ナルだけさー。俺なんか、コンビなのに出られなくて」
「厚揚げはダマっとけや」
突っ込みVS突っ込み、ボケはボケ同士静かに何かを始めている。
ゲームだよ、しかも対戦の。
通じるモノがあるんだろうな、2人には。
「俺、10個! ナルは? 」
「20個、結構多いよね」
「何やそんなん、ワシらなんか50やで」
「55や」
子供みたいだ、でも、何となく仲良くしてくれているのが嬉しい。
「何をニヤニヤしてんの? シホっち」
「え、まあ」
「大沢ぁ、ペップスNEX! 」
摩理依の声に、クスっと笑った敬介は自分のバッグの中からペットボトルを取り出す。
「どうぞ、万里也君」
「何で、お前持っとんねん」
「CMの撮影があったから、これの」
どうやら、敬介の方が一枚上手らしい。
「そんなん、すぐにワシらも出たるわ」
「いいよなー、ナルだけさー。俺なんか、コンビなのに出られなくて」
「厚揚げはダマっとけや」
突っ込みVS突っ込み、ボケはボケ同士静かに何かを始めている。
ゲームだよ、しかも対戦の。
通じるモノがあるんだろうな、2人には。