眼鏡の奥に潜む甘い甘い悪魔



『だ、大丈夫です。聞こえたから』



『ふーん。えらく謙虚』



『もう一回聞いてしまうと期待してしまいますから』




勘違いだけはしたくないですよ。


きちんと、好きになってもらわないと


私を見て


そう言ってしまったんですもん。



『期待ねぇ。まぁいいや、とりあえずまた連絡するから』



そう言うと私の家を指さし
じゃあなっと手を振り帰っていく。



はぁぁぁ。



嬉しい。



けど、馬鹿な私は期待してしまいます。



少しは可能性、



ありますか?




ねぇ、城田くん。




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