魅惑のキスネコ!【完】

ガタッ・・と
リビングの方で音がした気がする。
大成功。
このまま戻って・・・

「どこいくの・・?」

「!」

思いがけず腕をつかまれハッとする。

「じ・・ジン。
ごめん、起こしちゃった?」

ジンは眠そうに半目のままあたしを見つめ
掴んだ腕を引っ張る。

ぼふっ

そのままベッドに倒れこむあたしを
ジンはギュッと抱きしめてまた眠ってしまった。

微妙な体勢で身動きできない・・。

すーっ・・すー・・っと
耳元では規則いいジンの寝息が聞こえる。


なんとか抜け出さないとまずい・・・

タイミングを計って・・


・・・・



・・



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