魅惑のキスネコ!【完】

「・・んんっ・・」


「おはよ、カナ」


「ん!?」


目を開くとそこにはすっきりとしたジンの顔。

「えっ!」やば、つい寝ちゃった・・!!

「ふあーーぁ、よくねたぁ」

「ジン、今何時?」

「んー・・
11時半・・」

マジでーー!!!;

あれから2時間半も経ってるよ!


「腹減ったねぇ」

「う、うん、そうだね」
どどど、どうしよう。
ポパイちゃんと隠れてくれてるかな・・。

ジンはもう一度ぎゅっとあたしを抱きしめベッドから降りた。
あたしはそんなジンを追い越して先に寝室をでる。

「えー・・カナもトイレ?」

「あー、うん、レディファーストね!」
そう言って慌ててリビングに向かった。


リビングには案の定。


「あ、カナ。
二度寝オハヨー」

「!!!!!!!」

リビングのソファの上にねっころがって
ひらひらと手を振るポパイがいた。


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