シロップ×シロップ  【完結】
目が合い、ふたりの間の時が止まった

お互い身動き一つ出来ない

「そうだ。今日ユーシンが当番だったね」
ユイが、キッチンに入って来るとテーブルについた

「らーめんDayだな」
ヒロキも自分のイスに座る

二人とも、ピンクなエプロンのユーシンには無関心だ

(・・・・・・なぜっ!?)
あたしは、ユーシンの頭のてっぺんから、つま先まで、何往復も見た

(こんなに面白い光景なのに、なぜ突っ込まないの!?)
「・・・・・・ぷッ!・・・きゃはははっ!!!」
たまらずに、あたしは笑いだした

「てっ・・・てんめぇ〜」
顔を赤らめながら、エプロンを外すユーシン
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