永遠(とわ)に果てぬ愛
「怜ー央」
甘えるような声が聞こえたとたん、私たちの空気が変わる。
誰1人話さなくなる。
莉奈に至っては、舌打ちしている。
最近、昼休憩になると必ず彼女が現れた。
そして、2人の世界に入ってしまう。
というか、あの子が1人で話しまくる。
いてもたってもいられなくなる私は、静かにその場から離れる。
こんなことの繰り返しで、怜央といる時間はかなり少なくなっている。
それが寂しい、なんて思う私は重症だと思う。
「ちょっと」
いたたまれなくなり、私が立ち上がろうとした時だった。
珍しく莉奈が口を開いた。
「アンタ、何様のつもり!?いつもいつもベタベタしてさ。
アタシたちがいる時に割り込んでくるなよっ」
睨みつけるように言う。