永遠(とわ)に果てぬ愛
越智くんが言った通り、最近はずっと莉奈といた。
放課後だって、莉奈と一緒に帰っていた。
それを彼は見ていたのだろう。
「あ、えっと……」
そう聞かれても、どう答えていいか分からない。
確かにさっきまで一緒にいたけど、私は逃げて来たのだ。
そんなこと言う訳にはいかず、黙ってしまう。
「まぁ、いっか。
どんな理由にせよ、久々に2人で話せるし。僕はその方が嬉しいしね」
にっこり笑って言う越智くんに、少し戸惑ってしまう。
以前は、そんなこと言うような人じゃなかったはず。
すると、越智くんが眉を寄せた。
私は、何かしたのだろうか。
「やっぱり、一緒におれば変わるんかなぁ」
何かを諦めたように、空を見上げながら呟く。