永遠(とわ)に果てぬ愛
「はぁー。気づいていないみたいだから、気づかせてあげるよ。
ホントは、こんなことするとアイツを喜ばせるだけだから癪だけど」
独り言のように、訳の分からないことを言う。
気づかせるって何を?
アイツって誰のこと?
色々考えをめぐらせるけど、答えなんて分からない。
そんなこと考えている間に、越智くんは私との距離を詰めてきた。
意味が分からなくて、後ろへ下がろうとすると、顎を掴まれた。
そして、じっと見つめられて、私は目をそらせなくなる。
それから、徐々に近づいていくお互いの顔。
それと、唇……。
「い、イヤっ」
あと数cmのところで、思いっきり越智くんを押し倒してしまった。
「いってぇ……」
「ご、ごめんなさいっ」