永遠(とわ)に果てぬ愛
この人確か、あの子の父親だよね。
だったら、怜央が関係ないはずはないよね。
「あー昨日のこと、ニュースでやってんだ」
急に声がして振り向くと、怜央があくびをしながらリビングへ入って来た。
「怜央、これ大丈夫なの?会社に影響ないの?」
呑気に言っている怜央に対して、私が焦ってしまう。
だって、宝来グループは仕事関係者であり、婚約関係でもあるはず。
そんなことを思っていたら、胸が痛んだ。
自分で自分にダメージを与えてしまった。
「大丈夫だって。だって、これ暴いたのオレらだし」
「え?……よく言っている意味が……」
「だいぶ前から不審な動きをしていたから、調査していたんだよ。それで、昨日取引先を一同に集めた会議で突きつけたってわけ。
だから、和奏を迎えに行けなかったんだ」