永遠(とわ)に果てぬ愛
「じゃあ、オレ部屋に戻って着替えてくる。それから、ご飯食べよう」
「あ、はい」
心臓がドキドキしたまま、なかなか落ち着けなかった。
それでも、なんとか体を動かして着替えた。
それからリビングへ行くと、朝食が出来ていた。
あ、そうか。今朝まではお手伝いさんがやってくれるんだった。
昨日、怜央がそう言っていたのを思い出した。
テレビの電源をつけて、コーヒーメーカーに豆をセットしてスイッチを押した。
『昨日逮捕された宝来グループのトップである宝来社長は、横領を始め裏取引などで……』
「え、逮捕!?」
テレビから流れてくるニュースに驚いて、テレビをじっと見る。
聞き間違いではないらしい。
宝来グループのトップが逮捕されたと言っている。