永遠(とわ)に果てぬ愛
宝来グループという後ろ盾を失ってもなお、怜央を追いかけている。
色々してきたけど、結局は本気で怜央が好きだったんだ。
「あんなヤツ、どうでもいいんだって。和奏、帰るよ。帰って、天羽と話す」
「え?あーいいよ。私は1人で帰るし」
「何言ってんの。いいから帰るよ」
2人の邪魔じゃないかなと思って遠慮したのに、莉奈に腕を掴まれて引っ張られる。
そのあと、有無を言わさず3人で帰った。
「ねぇ、怜央は知っていた?莉奈と八塚くんのこと」
夕食を終え、片付けも終わってから、リビングでテレビを見ていた怜央に声をかける。
以前は、ご飯食べたあとはすぐに自室にこもっていた。
なのに、家出から帰ってきてからは、こうやってリビングでくつろぐようになった。