永遠(とわ)に果てぬ愛



「準備、出来たかしら?」



そんな声がしたかと思うと、母さんが入って来たとこだった。



「和奏ちゃん、綺麗だわっ。やっぱり、私の目に狂いはなかったわ」



きっぱりそう言い切る母さんに、和奏は照れながらもお礼を言っている。



「もー、やっぱり女の子が欲しかったな。男ばかりじゃ、張り合いなくて」


「悪かったね、母さん。でも、今更妹とかいらないよ?」



笑いながら理央と拓海も入って来た。

遠慮がちに、入口には父さんも立っている。



「でも、安心しなって。兄貴と和奏さんとこにすぐ産まれるから」


「そうよねっ。和奏ちゃん、私は女の子がいいわ」


「は?イヤ、それは……」



理央と母さんの会話に、和奏はたじたじになっている。




< 504 / 620 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop