永遠(とわ)に果てぬ愛
「準備、出来たかしら?」
そんな声がしたかと思うと、母さんが入って来たとこだった。
「和奏ちゃん、綺麗だわっ。やっぱり、私の目に狂いはなかったわ」
きっぱりそう言い切る母さんに、和奏は照れながらもお礼を言っている。
「もー、やっぱり女の子が欲しかったな。男ばかりじゃ、張り合いなくて」
「悪かったね、母さん。でも、今更妹とかいらないよ?」
笑いながら理央と拓海も入って来た。
遠慮がちに、入口には父さんも立っている。
「でも、安心しなって。兄貴と和奏さんとこにすぐ産まれるから」
「そうよねっ。和奏ちゃん、私は女の子がいいわ」
「は?イヤ、それは……」
理央と母さんの会話に、和奏はたじたじになっている。