永遠(とわ)に果てぬ愛
すると、直輝はため息を吐き苦笑いしながら言う。
「俺は、当分禁欲生活かな。実家から出ないし、莉奈が嫌がる」
「……我慢できんのか?」
「んー、休みに泊まりでどっか出かけたらヤれるかな」
直輝も大変そうだな、と思ってしまった。
だけど、惚れた弱みなんだろうな。
いくらでも我慢するんだろう。
オレも気をつけよう。
あまり無理させると、しないって言われそうだから。
「楽しそうね……」
家族と深町、直輝と団欒していると、急に扉の方から場に似合わない低い声が聞こえた。
「な、何でアンタがここにいるのよっ!」