俺を好きな影に甘美あり!
近くにあったカフェレストに入り、玲がブルーベリーパフェを頼んで、俺はコーヒーを。
「 ん~ おいしっ!ブルーベリー好きなの、私。目にもいいって言うしね。 」
え、目?
「 知らないよね、ごめん。あ、私別に健康オタクじゃないからね?前から好きなの 」
玲… なんか、笑える。
「 ブルーベリーパフェ良かったな 」
「 ん、食べる?はい、あーん!して 」
「 は…!あーんって、今?」
「 おいしよ?」
コーヒーとパフェは合わない気がするけどなぁ、玲 楽しそうだからな…
俺はパクッと目の前に差し出されたスプーンからブルーベリーパフェを食べた。
玲は嬉しそうに食べ続けている。
「 玲、今 好きな奴いる?」
食べるスプーンを止めて、俺を見て固まる玲。