私たちで奏でる物語
「よいしょっ」
龍くんがみんなの荷物を網棚へのせてくれる
「ありがとう」
「おう…─うぉ!?」
「きゃっ」
電車が揺れて龍くんが私に覆い被さるように倒れた
「すっすまん!!」
「いっいえ…」
胸がドキドキと煩くなる
「はいはい!着くまで大分あるし、ゲームしようよ!!」
「ゲーム?」
「じゃじゃじゃじゃーーーん♪僕トランプ持ってきた~」
「お前準備いいな」
「じゃあ~ババ抜き♪負けた人には罰ゲームが待ってるよん☆」
恋くんがトランプをシャッフルしながらいう
「は?罰ゲーム?」
「その方が楽しいでしょ?さぁ、始めようか☆」