私たちで奏でる物語

午後の部の始まり――と共に借り物競争が始まる


「恋、那斗!頑張れよ!!」


龍君が二人の背中をポンッと叩く


「……ああ」

「任されたぉ☆」


二人はいつも通りの笑顔


「ちょいちょいっ!私達にもエール頂戴なぁ~」

「別に俺はイイんだけど……?」


背後から現れたのは、真君と澤君

借り物競争はリレー式だから各クラス四人の出場

残り二人はこの二人である


「四人とも頑張ってね」

「「栞那ちゃん、ありがとーー♪」」


そう言い、恋君と真君が私にハグ

私は苦笑いで返す


(嬉しいんだけど…………暑い)


全く――この人達は暑さを感じないのだろうか?

私はつくづく思った、言えないケド





< 88 / 160 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop