龍神様との恋愛事情!
考えてゾッとした。
まさか、ね…?
いくら私が邪魔な存在だからって、龍神様が…そんな…。
殺そうとするわけないよね…?
座り込んだまま呆然としていると、急に背中を蹴られた。
「っ…!」
「何してるの?早く立ちなさいよ。さっさと上がって」
え…?
でも、上がったらまた…突き落とされるんじゃ…。
もしかして、これが狙い…?
千早様がいない間に私を痛めつけるつもり…?
「なーに?たった一回でへばっちゃったのかしら?」
「なら手伝ってあげましょうか」
その瞬間、身体が宙に浮いた。
「え…?やっ!」
浴衣の襟を掴まれ、階段の上まで引っ張り上げられる。
うわ…女性なのに私を軽々持ち上げるなんて、力が強過ぎる。
龍神様って男女問わず力持ちなの?