龍神様との恋愛事情!

考えてゾッとした。

まさか、ね…?

いくら私が邪魔な存在だからって、龍神様が…そんな…。


殺そうとするわけないよね…?


座り込んだまま呆然としていると、急に背中を蹴られた。


「っ…!」


「何してるの?早く立ちなさいよ。さっさと上がって」


え…?

でも、上がったらまた…突き落とされるんじゃ…。


もしかして、これが狙い…?

千早様がいない間に私を痛めつけるつもり…?


「なーに?たった一回でへばっちゃったのかしら?」


「なら手伝ってあげましょうか」


その瞬間、身体が宙に浮いた。


「え…?やっ!」


浴衣の襟を掴まれ、階段の上まで引っ張り上げられる。


うわ…女性なのに私を軽々持ち上げるなんて、力が強過ぎる。

龍神様って男女問わず力持ちなの?


< 260 / 564 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop