龍神様との恋愛事情!

なんて悠長に考えていたら、空中で手を放された。


「きゃああっ!?」


バンッと派手な音がして、私の背中に痛みが走る。


「っあ…!」


い、たい…!!


背中から落ちて、一瞬呼吸が止まったかと思った。


「生きてるかしら?」


「さすがに、この程度では死にませんわよね」


クスクスと笑いながら近づいてくる青い髪の女性。


「勘違いなさらないでね。別に貴女を殺したいわけではございませんのよ?」


彼女は私の脇腹をグリグリと踏み付けながら言った。


「ただ貴女を……子供の産めぬ身体にして差し上げたいだけですの」


とびきりの笑顔で、なんてこと言うんだろう…。

とんでもない神様だよ…。


< 261 / 564 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop