龍神様との恋愛事情!

三つ目は…悲しい話。

「桜川は氾濫(はんらん)したこともあってね。その時、桜(さくら)という女の子が人柱として川に沈められたそうよ。そうしたら白龍様が現れて、氾濫を防いでくれたとか」

「……そう、なんだ…」


それから、その川は女の子の名前にちなんで「桜川」と呼ばれるようになったとか。


なんでこの三つがひどく印象的だったのかは、たぶん内容がぶっ飛んでいたからだと思う。

白龍様や河童。

おまけに人柱。

舞台がよく遊んでた桜川だったことも大きい。


「もう出ない!?河童いない!?」

「そうね~。いたら会ってみたいわね」


怖いけど川で遊びたいと言う私の我が儘に笑顔で付き合ってくれたおばあちゃんは、もう記憶の中の存在になってしまった。





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