龍神様との恋愛事情!
「いいかい。よく聞いて…。私は鏡花よりも君を…沙織を選んだ。それに後悔なんてないよ。けどね」
「あっ……」
彼の指先が、私の胸の敏感さを確かめるように優しく輪郭をなぞっていく。
「だからこそ、わかっていて欲しい。君は私から愛される、たった一人だということを…」
「ち、は…ゃんっ」
腰を抱かれて唇を奪われた。
濡れて体温を失っていた身体に、再び火が点る。
熱い…。
千早様の口づけで、身体の奥底から燃え上がりそう…。
魂が…燃える。
「沙織が欲しい。沙織以外いらないんだよ。今すぐ…君を抱いてしまいたい」
「そんな…」
今すぐなんて、心の準備が全くできてないから無理だ。
そうキッパリと言いたいけれど…。
千早様の黒い瞳は、切なさに溺れていた。
愛しさに焦がれていた。