龍神様との恋愛事情!
「なぜ貴女がここにいるのです?今すぐ出て行きなさい!!」
痛いくらいの殺気を放ち、私を睨みつける澪様。
「澪様…あの、少しの間だけ、ここにいたいんです。お願いします!私を城において下さい」
「どんな理由があるにせよ、無理な願いです。顔も見たくない!!早く、誰かこやつを外へ追い出せ!!」
「はっ!」
整列していた龍神様達が私を取り囲んだ。
腕を掴まれそうになったその時――。
「待て」
威厳のこもった低い声が響いた。
「この娘は私の保護下にある。ゆえに手出しは無用。追い出すことはならん」
シトリ様の言葉に龍神様達が怯んだ。
どうしたものか戸惑いつつ私を見つめてくる。
「追い出せと言っている!!私の命令が聞けんのか!?私はお前達の長だぞ!!」
「澪、喚くな。青龍の長としての品位を疑うぞ」