神様じゃない!

「何か、ムカつく。」


むにーっと亮君の頬を引っ張った。



「結衣ひゃん、痛ひ。」



「これあげる。」


頬を摩る亮君に、買った長靴を渡した。


「やった!
クッキー美味しそう。」


亮君は落としたケーキを持つと、スキップして私より先にマンションに向かう。


可愛い奴め。


そんなことを思っていると、

「大好きっ!」

と手を差し出された。


「ん。」

亮君の手に自分の手を置く。
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