迷惑なイケメンに好かれました。
「彼女も守れない俺なんかに、なにも知らない芽依ちゃんに、何が出来るんだって。……また同じことを繰り返すのか、って」
でも、どうしようもなかった。
止められなかった。
莉子の傷が癒えたのか、もはやそんな傷があったのか、そんなこと何にも分かんなかったけど
もう一度あの笑顔を俺に向けて欲しかった。
「んで、その決意があの赤髪」
「……うん、待って待って。全然話が繋がらないんだけど」
「だってさ、赤髪って強そうじゃん?俺、体もデカいし何かめっちゃ強そうに見えて、そしたら誰も近寄って来ないんじゃねーかなって。
そしたら俺が芽依ちゃんの近くにいても、誰も簡単には何も出来ないんじゃないかって思ったんだよ」