黒蝶
「椿ー‼︎椿ー‼︎」

真琴は叫んで探し回った

(ごめん…椿…椿…帰ってきてくれ…)

今日は雨が降っていた
探しても探してもいなかった…
諦め掛けた時、ある公園にさしかかった

「椿……椿‼︎」

真琴が椿を見つけた。
その場所は、初めて恭弥とあった場所だった。

椿は裸足のまま走り回ったせいか、すごく擦りむいていた。
真琴が近寄ると、椿はその傷ついた足で一生懸命逃げる

だが、真琴より早く走れるわけもなかった。

「椿…椿…やっと見つけた……ごめんな…ごめんな」

真琴は何度も何度も謝った
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