また明日。




「あー、席遠いねぇ…」



口をへの字にして肩を落とした莉緒。



「当たり前だろ、一ノ瀬と椎名なんだから」



「えー!?」



莉緒は6列あるうちの廊下側から2列目の2番目。俺は4列目の4番目。



かなり離れた。



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