頼る甘える好きになる~幼なじみと絶賛両思い中!~



生活指導室で三人とも先生二人からの質問責め。


一番最初に尋問から解放されたのはあたし。


ケンカに関わってないからって理由を風真と璃玖くんが必死に説明してくれた。


二人とも傷があるから、かばいきれなかったよ……。


一人で2時間ほど生活指導室の前で二人の帰りを待つ。


遅いな………。


「ただいまー紬」

「風真!璃玖くん!……どうだった?」

「紬、明日から一人で学校行けよ。行けるよな?」

「えっ………なんで…」


どういうこと……?


風真とせっかく前みたいに話せるようになったのに、一緒にいれないの?


「紬さん。俺らね、停学になったから1週間学校来れなくなっちゃった」

「停学!?……どうして……」

「まぁ、お前は大丈夫だからあんま気にすんなよ」


くしゃくしゃとあたしの頭を撫でて、笑う風真は余裕の表情。


なんだか……すごい大事になってるよね!?


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