夜蝶 Ⅱ



それから毎日のように
毎日違う奴に殴られ蹴られした。



お袋はそれを見て笑ってた。
それでも俺は家に帰ってた。



お袋がいつか助けてくれるって
あの頃の俺は信じてたから。



あの頃はお袋が世界の中心だった。
お袋がいなと生きていけなかった。



どんだけマザコンなんだって
今の俺は思うけどな…。




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