私が俺で、俺が私!?

もう一度

里沙side

私は、勇真に言われた通り公園に向かった。



公園に着くともう勇真が来ていた。

「ごめん、遅くなって」

「全然いいよ」

「…………」

「……………」

沈黙が続く


勇真にさっきのことを聞こうと思ったがなかなか口が開かない。




先に口を開いたのは、勇真だった。

「俺、今日彩とちゃんと別れたから」


私は、びっくりした。

さっき二人が手を繋いでいたのに別れたの?

「えっ、何で??」

「何でって、ちゃんと別れるって言っただろ!!」



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