めがね



そんなこと言ってドキドキさせるなんて反則だよ……。


諦めなきゃいけないって思ってたのに。


……めがね、かけようかな。


私はかばんの中のめがねに手を伸ばし、めがねを持っていることを告げようとした。


「おはよー」


そのとき、彼の彼女が私達に割り込んできた。



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