@恋。
―――…

――…


「ごめん!待った?」

色々考えてるうちに、息を切らした光くんがやって来た。


「ううん、今来たところだよ」

「そっか」

ほっとしたように笑う光くん。


光くんの手にはなぜかギターケースが握られていた。


「ギター?」

思わずぽつりと呟くと、光くんはニコリと笑った。


そして、私の隣に腰をおろす。


「実は、嬉しいニュースがあるんだ」

「嬉しいニュース?」


なんだろう?

ニコニコと楽しそうに笑う光くん。
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