@恋。
…と、すれ違い様に軽く人とぶつかり、よろけてしまった。

すると、転びそうになる私を光くんが優しく受け止めた。


「っ…ごめんっ…!」

慌てて光くんから離れる。


一瞬だけど、光くんと密着する形になってしまった。

光くんのぬくもりが体に残る。
体中が熱い。心臓が煩いくらいドキドキいってる。


「危ないから、ね」

そう言ってニコリと笑うと、光くんは私の手を引き歩き出した。


私、光くんと手繋いでる…。

もう…何がなんだかわからないよ。

ドキドキが止まらない。


恥ずかしいし、凄く緊張してるはずなのに、光くんの手から伝わる優しいぬくもりは、私に安心感を与えてくれた。
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