@恋。
―――…

――…


「はい、高山さん」

光くんが笑顔でラムネを差し出す。


「ありがとう…」

受け取る時、光くんの指が微かに私の指に触れ、さっきまで手を繋いでいたことを思い出し、ドキンと胸が跳ねる。


恥ずかしさを紛らわすように、私はラムネを一口飲んだ。

ラムネは光くんが開けてくれた。

いつも自分でやると絶対溢れちゃうのに、光くんは全く溢れることなく開けていた。


二人仲良くベンチに座っているこの状況。

…緊張し過ぎて、落ち着かない。
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